データを振り返ってみましょう




他人にやれと言うからには、自分自身もやってみせないと格好が付かないのでトレーニングログを挙げてみます。
昨日の朝練のデータです。

 

中田コーチが紹介してくれたハンターのメニュー
WU:峠まで流し
MS:7×3分FTP115%を目安に
レスト:2~3分
CD:家まで流し

 

1本目はアップの仕上げといった感じ。2本目も余裕で、3本目あたりから厳しいなと感じ始める。4本目終了から胃がムカムカしてきて、ここからは省エネで走らないと不味いなと気付く。5本目・6本目はとにかく丁寧に走るようにする。上半身の力を抜き、下死点まで踏み過ぎないようにいつも以上に脱力を意識し、路面の悪い所を避けとにかく無駄を省く。7本目はこれで最後とダンシング使ってパワーを乗せて終了。

 

設定した数値をクリアしたのはその場で分かるのですが、家に帰ってからもう少し詳しく見てみます。

こちらはGross Power Review Chartといって、どれくらいの力でペダルを踏んだか(GPR)。
どれくらいマイナストルクを発生させたか(GPA)を表示してくれるグラフです。

 

 

 

 

併せてパイオニアのペダリング効率も表にしてみました。

1~2w位の違いだと誤差の範囲ですが、GPAにペダリング効率という二つの異なる指標でも傾向が一致しているので、それなりに信頼しても良いと思われます。やはり丁寧に走ったなと感じる5本目・6本目が最もロスが少なく奇麗に走れています。

このデータを振り返ってみて下記の事が言えそうです。

・自分にとっての丁寧な走りの方向性は間違っていなそうである
・これ以上マイナストルクを減らすのは困難(せいぜい数ワットしか向上の余地が無い)

そうなると、今よりもレベルアップするにはより強く踏めるようになるためのトレーニングが必要となります。逆にGPAが高い人ならば、ケイデンスワークを取り入れたりするとより効率良く速くなれると思われます。

何をしなければならないかは人それぞれですが、振り返る事で新たな発見があります。パワートレーニングと言うと、サイコンと睨めっこして他の事を考えずにひたすら高いパワーを出すものという誤った認識をお持ちの方がいらっしゃいます。そんな事は全くありません。パワーメーターとはあくまで測定機器です。

 

・トレーニングの負荷は適切だったのか?
・自分は速くなっているのか?
・長所or短所は?
・改善点は?

 

といった事を数値化してくれる便利なものです。
今回ご案内したものを一例にして、せっかく取得したデータを今後に活かすためにも是非振り返ってみて下さい。